フィレンツェと言えば「ドゥオーモ(大聖堂)」です.
街のシンボルです.
遠くから見て,その存在感に驚きます.
さらに近くから見て,大理石で作られた建築物としての美しさに
驚くことでしょう.
街全体が世界遺産となっているフィレンツェ(フィレンツェ歴史地区)の中でも,
最も存在感を放つドゥオーモ.
石積みで世界最大のドームは,ゴシック建築およびルネサンス建築の代表作である.
その大きさもさることながら,大理石造りの美しさにも注目したいところです.
ピンク,グリーン,ホワイトからなる幾何学模様は芸術品です.
この大聖堂は170年以上かけて作られたそうです.
「できる限り荘厳に,且つ豪勢に」
という言葉の元に設計されたというのは実際に見てみれば納得します.
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朝10時に開園ということで,10分前くらいにおとずれたのですが,
大聖堂入り口には既に長蛇の列.
とは言え,大聖堂は広いのですぐに入ることができました.
ちなみに隣には「ジョットの鐘楼」が建っています.
大聖堂の入り口.
豪華かつ繊細な造りに圧倒されます.
そして建物の近くになったらピンク・グリーン・ホワイトの大理石模様を是非見てください.
今までに見たことのない幾何学模様を楽しむことができるはずです.
大聖堂の中.
とても広い空間です.
大聖堂の内側にはベネデット・マイアーノの十字架,
アンドレア・デル・カスターニョとパオロ・ウッチェッロの騎馬肖像画
などが飾られています.
クーポラの内側に描かれたフレスコ画「最後の審判」
ヴァザーリとその弟子によって描かれたものです.
その美しさに見とれて,しばらく天井を見上げていました.
祭壇は他の大聖堂に比べてシンプルでしたが,
神聖な雰囲気でした.
この大聖堂の道を挟んだ向かいには洗礼堂があります.
写真はその入り口の扉です.
この扉(3つある扉のうち,東にある扉)は
ミケランジェロがそのすばらしさから「天国の扉」と名付けました.
。。ブレてしまってすみません.
夜の大聖堂.
いつみても存在感がありますね.
大聖堂を中心に街が広がっているので,フィレンツェに訪れた際は,
いろいろな表情の大聖堂を是非ご覧ください.
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